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エネルギー・環境

デンマーク政府は、化石燃料の使用を段階的に減らし、2050年までにゼロにするという意欲的な目標を定めています。

1980年から2010年までの間、再生可能エネルギーの比率は3%から19%へと増加しました。
戦略通りにいけば、この比率を2020年までに33%へと引き上げ、エネルギー生産の3分の1を風力とバイオマスを中心とした「グリーンエネルギー」でまかなうことが可能になります。
ちなみにデンマークのエネルギー方程式に原子力は含まれていません。現に原発は一基も建っていないのです。

こうした野心的な目標をかかげる背景には、持続可能なエネルギーやグリーン・テクノロジーの革新および開発において、世界の重要拠点となっていることもあります。
30年以上も前、デンマークは世界で初めて風力タービンを設置しました。
今日では、陸上ならびに洋上の風力タービンが消費電力の33%以上を供給しており、風力発電の比率は世界最高水準となっています。

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写真: 2050年までにすべての化石燃料からの脱却を目指すデンマーク。風力発電は重要な役割を果たしています

政府の最新の計画では、2020年までに電力供給の50%を風力でまかなうことを目標としています。
デンマークの風力産業では、350以上の企業が約2万 5,000人を雇用しています。技術力が高く、現在世界で稼動している風力タービンの3台に1台、洋上タービンの10台に9台が、デンマークの技術やノウハウによって生産されています。

しかし世界をリードしているのは風力発電の分野にとどまりません。
デンマークは何十年も前からバイオマスをエネルギー生産に活用してきました。
農業廃棄物や木くずなどの有機廃棄物を主なバイオマスとし、バイオガスと合わせて利用しています。
今日では、デンマークにおける再生可能エネルギー消費量の約70%がバイオマス由来です。
消費量は今後も増加し、住宅と商業施設の両方に、熱と電力を供給するエネルギー源として活用されていくことでしょう。

デンマークの送電網はスウェーデン、ノルウェー、ドイツの送電網と統合されています。
国内の発電量に余剰が出た時は電力を輸出し、不足した時は輸入する欧州でも数少ない国の一つです。

 

デンマークのグリーン経済への移行に向けた取り組みについては、こちらのページをご覧ください:

https://stateofgreen.com/jp/