デンマークの脱炭素

デンマークの脱炭素について

デンマークは、世界で初めて化石燃料からの完全脱却を目標として掲げた国です(2012年エネルギー合意)。これは与野党関わらず国会議員の9割以上(179人中170人)が支持したものであり、政権交代等があっても揺るがない断固たる決意として国民及び産業界にも広く歓迎されています。

その「通過点」として設定されているのは、2019年に合意された「2030年までに1990年比でCO2排出量70%減」という目標で、さらに2021年にはその中間目標として「2025年までに50-54%減」を実現することが合意されました。

 

こうした野心的な目標の裏側には、脱炭素社会への移行に向けて年々着実に進歩し続けている実績があります。2019年、デンマーク国内の電力生産量の67.5%は再生可能エネルギーが占め、前年2018年の60.5%から7ポイントの上昇を見せました。風力がその主力として46.8%を記録し、バイオマスが15.4%、太陽光や水力、バイオガスが残る5.3%を担いました。

 

デンマークでは社会全体、あらゆるセクターでの脱炭素を野心的に進めており、その政策・制度や技術は世界でも有数の発展を見せています。こうした取り組みについての情報は、下記のウェブサイト「ステート・オブ・グリーン」に整理されていますので、ぜひご確認ください。

https://stateofgreen.com/jp/

 

また、デンマークは自国がCO2排出量で世界の0.1%にも満たない小国であることを認識し、各国と経験を共有することでグローバルな排出削減に貢献しようとしています。とりわけ洋上風力では世界に先駆けて経験を蓄積してきており、デンマークエネルギー庁はその知見を取りまとめた「バーチャルプラットフォーム」を立ち上げました。デンマーク大使館が日本語版を作成しておりますので、こちらも合わせてご確認ください。

https://www.offshorewindtour.org