How to set up a business in Denmark

デンマークでの事業設立手順

デンマークでの会社登記手続きは簡単で、ものの数時間でビジネスを開始することができます。

最初のステップは、設立したい会社の種類の選択です。 

A) 有限責任会社 

デンマークの企業の大半は有限責任会社で、公開有限会社('A/S')と非公開有限会社('ApS')に分かれています。 

デンマークで会社を設立するには、以下の書類を作成する必要があります。 

  • Memorandum of Association (基本定款)
  • Articles of Association(通常定款)

全ての書類は英語で作成でき、署名の公証人認証は不要です。 

株式資本は会社の銀行口座または会社の顧問弁護士のクライアント口座に支払われなければなりません。 

関連する設立書類の作成と署名、株式資本の支払いが完了すれば、デンマーク企業をデンマーク商務庁(Danish Business Authorityにオンラインで登録することができます。会社は数分以内に固有の企業登録番号Company Register NumberCVR)を取得します。登録にかかる費用は100ユーロ未満です(弁護士費用を除く)。 

B) 支社または駐在員事務所 

特定の種類の外国企業は、支社を通じてデンマークで事業を行うことが認められています。支社は独立した法人ではなく、デンマークにおいて外国企業を代表するものです。外国企業の支社は、デンマーク商務庁に登録する必要があり、登録は2週間以内に完了します。支社はデンマークの法人税の課税対象となります。 

外国企業のデンマークにおける活動が限定的なものであれば、駐在員事務所を通じて行うことも可能です。限定的な活動の例としては、受注(請求は行わない)、管理業務、期間限定の特定業務の遂行(例:建設契約)などが挙げられます。駐在員事務所の場合は、デンマーク商務庁への登録は不要です。駐在員事務所は、通常、デンマークの法人税の課税対象にはなりません。

デンマークにおける法人形態

デンマークの法人形態の概要をお探しですか?それでしたら、もう探す必要はありません。 

ファクトシート(英語版のみ)をダウンロードして、以下の各法人の概要と比較をご覧ください:

  • 公開有限会社(Public limited company
  • 非公開有限会社(Private limited company
  • 支社(Branch
  • 駐在員事務所(Representative office